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1/6 ワイルドジープ オフロード・ビッグフット仕様 電動2ch

ワンオフ ラジコン
巨大ラジコンジープ製作のきっかけについて:
掲載中の「スーパー・ホイール」をリニューアルする時に、パイロットを1/6 GSG9のフィギュアにして完全なミリタリー仕様にしました。 その時1/6(12インチ)ミリタリーフィギュアについて調べたところ、同スケールのミリタリー・ビークルが販売されている事を知りました。
車種としては「U.S.ジープ」と「キューベルワーゲン」があり、ジープには幌付きとM2重機関銃搭載モデルがありました。 Mamosunとしては子供の頃に「コンバット」と同じくらい好きだった「ラット・パトロール」の戦闘ジープを無性に再現したくなり、「SOLDIERS OF THE WORLD」製の「U.S.ジープ ミリタリーポリス仕様」を購入しました。
当初はこのジープにラジコンメカを積込もうと考えましたが、付属のタイヤがプラスチック製で、とても実走行に絶えるものではありませんでした。
どうしたものかと考えていた時、タミヤの「ワイルド・ウィリス」再販の記事が目に留まりました。そこでこのジープを使った巨大なワイルドジープを作ることにしました。
1/6ジープをワイルドジープにするには、1/8エンジン・オフロード・トラックのシャーシがピッタリ合いそうでした。
1/8オフロードを物色していたところ、当時勤めていた模型会社の社長さんのご好意で、古い1/8オフロードトラックのキットを入手しました。
この1/8エンジンオフローダーのシャーシを電動に改造し、その上に1/6ジープのボディを換装後、1/6ミリタリー・フィギュアを乗せたのが、ここで紹介する「1/6ワイルドジープ」です。 1/6ミリタリー・フィギュアは、12インチ・フィギュアとも呼ばれます。

SPEC.
・全長: 600mm
・全幅: 420mm
・全高: 400mm(フィギュアを入れると460mm)
・重量: 6.5kg
・モーター: 540クラス 30ターン
・ギヤレシオ: 1:26
・バッテリー:Ni-MH 8.4V (3000mAh以上)
・ラジコン装置:2ch :2サーボ :1アンプ
(ステアリングサーボと連動した予備サーボが、ハンドルとチェンジレバーを動かすギミックに使用)

クローズアップ
車上のフィギュアは単体でも身長が30cmもありますから、このジープがいかに巨大かお分かりでしょう!

分解写真 01:
フロントバンパーの内側にある、分解レバーを引くとボディのロックが外れます。

分解写真12:
ボディ前部下側写真。バンパー取付け部の内側にシャーシと連結する穴の空いた、アルミバーが有ります。

1/6 ワイルドジープ が掲載された雑誌等の紹介◆

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◆ラジコン技術誌  2004年 11月号
 (電波実験社)

ここで紹介している「1/6 ワイルドジープ」は特に製作記事を書いた事がありませんので、「スーパーホイール」や「サイクロンドライブ・ボート」のように専門誌で特別に取上げられた事はありません。ただ、他の取材のついでに二度ほど雑誌に取上げて頂いた事があります。
最初は前の会社のイベントの取材を受けた時に、ラジコンマガジンさんが面白がって掲載してくれました。
2回目はスーパーホイールの取材の時に、同じ1/6スケールということで持参して走行させたところ、非弱なモーターにもかかわらずあまりにパワフルな走行性能が受けて、紙面の片隅に掲載していただきました。

分解写真 04:
ボディをはずした状態です。手前のポンプはタイヤの空気入れです。
左下はホイール取付け用のレンチです。

分解写真 06:
アッパーデッキ前方の上下に、受信機、ステアリングサーボ、アンプ、スイッチが取付けてあります。

分解写真 07:
メインシャーシ右側に、7セルバッテリーパックを取付けます。

分解写真 08:
本来エンジンが付く位置に、ギヤダウンした30ターンモーターが取り付きます。

分解写真 09:
分解レバー拡大写真。レバーのシャフト先端がボディ接続部(下写真)をロックします。(写真右奥)

分解写真 10:
フロント脚廻り拡大写真。組立て精度が高いため、ノーマルサーボでもビッグタイヤをコントロールができ、十分小回りが利きます。

分解写真 11:
リヤ脚廻り拡大写真。全備重量6.5Kgを支えるため、二重ダンパー式です。シャーシ後方のトレーラー連結器はウィリー走行時のガイドローラーも兼ねます。

分解写真13:
ボディ底面全体写真。ボディの底には前部にシャーシ連結用部、中央にサイドステップ部、後部に連結用ヒンジが、それぞれ取付けてあります。

分解写真14:
サイドステップ拡大写真。ボディ底部の中央両側には、内部メカの目隠しを兼ねた搭乗員用のサイドステップを取付け、リアル観を増しています。

分解写真15:
シャーシ結合用ヒンジ拡大写真。ヒンジはアルミバーをコの字型に曲げた本体をL字に曲げたパーツを介してボディに取り付けてあります。

分解写真16:
ギミック用サーボの写真。ハンドルシャフトとチェンジレバーをロッドで連結してあり、送信機のステアリングと連動してそれらしく動きます。

分解写真17:
フィギュア側ギミック接続部写真。ドライバーの左手はハンドルにはめ、右手は接着したOリングを介してチェンジレバーに連結します。

分解写真18:
射撃手固定部の写真。走行中の衝撃でも、フィギュアが落車したり転倒しないよう、ブーツをリヤシートに固定し、これを脚に履かせて固定します。

分解写真19:
運転席用シートベルト拡大写真。走行中のドライバーの姿勢を保持し、ハンドルとギヤチェンジのギミックが作動するようにします。

分解写真20:
シートベルト装着写真。ドライバーフィギュアに装着した状態です。シートベルトはゴム製で両肩を支えるようにして、シート下側のフックに止めます。

コンセプトと走行について:
このモデルは始め、1/8エンジンオフローダーのシャーシに乗っていたエンジンをそのまま利用して、エンジン仕様にしようと考えていました。 ところが面白いことに若いモデラーだけでなく、ラジコンキットメーカーの人間までもが、このサイズと重量のラジコンカーはラジコンカー用モーターではまともに動かせず、エンジンじゃなければ無理だとと信じていました。
そこで、元来の天邪鬼モデラーの血が騒ぎ、普通のラジコンカー用モーターを使うことにしたのでした。 それに最近のラジコンを見ていると、どうも本来のエネルギー効率やメカトロニクスを無視し、無駄にエネルギーを浪費した方向に向かっているのも気になっていたので、あえてパワフルで省エネの一石二鳥型の巨大電動ラジコンカーを作ることにしました。

使用したモーターはトルクを重視するため、540タイプの中でも特にトルクの強い30ターンを使用し、さらに2段階のギヤダウンでギヤレシオ 1:26のハイギヤードにし、これを高性能の大容量Ni-MH 7セル 8.4V の高電圧バッテリーで回す事により、パワフルとロングランの両立を達成しています。 このパワーユニットをコントロールするため、アンプは 8.4V対応でバック回路を内蔵した「SANWA F2000」を使用しています。

実際の走行についてですが、最高速度は軽く 時速25Km以上をマークします。 数値で見るとさほど速く感じませんが、実際に全長60cmで重量6.5kgの1/6モデルがこの速度で走行すると、非常に迫力があり、まるで実車のように見えます。
また、重量が6.5kgもありながら、パワフルなハイギヤードを利用して、ちょっとバックしてすぐに全力前進するだけで、簡単にウィリー走行が行えます。 このサイズのラジコンカーのウィリー走行は想像を絶する迫力があります。
また、走行時間は以前の 3300mAhのNi-MHパックを使用した時で、30分ぐらい走行していましたので、写真の最新型 4300mAhバッテリーならかなりの時間、パワフルな走行ができると思います。 これまで色々なラジコンを見てきましたが、走らせてこれほど面白いと思ったモデルは久しぶりです。

分解写真 02:
ボディはリヤのヒンジでシャーシに連結しているため、フィールドストリッピングが容易です。

分解写真 03:
ボディ結合部とヒンジの拡大写真です。中央のコードはギミック用サーボの延長コードです。

分解写真 05:
ホイールも外した状態です。さすがエンジンオフローダーのシャーシだけ
あり、非常に高精度で頑丈です。

アングルを変えて見ると・・・

このモデルのように、巨大なタイヤを装着した軍用ジープは実在しませんが、完成したこのモデルを色々なアングルから見ていると、1/6スケールに加え、リアルな兵士のフィギュア達、それに詳細な装備品などから、本当に実在している特殊車両のような錯覚を覚えます。

特にフィギュアの顔が見えない、上方や背後からの写真は非常にリアルで、どう見ても実車に見えてしまいます。
製作者のひいき目を差し引いても、必要以上にはみ出たタイヤを装着したジープながら、そのアンバランスな形の中にも、ある種の格好良さを感じます。

左の写真は「スーパーホイール」とのツーショットです。結構リアルですが、一歩間違えるとフィギュア・オタクの世界です。

このサイズは走らせるとギャラリーも集まり、結構はまります。材料さえあれば比較的簡単に作れますので、腕に覚えのある方はチャレンジしてはいかがでしょう。

◆ラジコンマガジン誌  2002年 10月号
 (八重洲出版社)

全体像
このぐらい離れると、あまり大きさを感じませんね。